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【建築関連】「注文住宅のトイレで決めるべきこと」 ライブバージョン
カテゴリ:建築関連  / 投稿日付:2025/06/28 17:00

注文住宅のトイレで決めるべきこと   ライブバージョン



☆注文住宅のトイレを造る時に決めること

◆トイレの位置・数

検討しておきたいのが間取り。同居する家族の状況などに応じて、トイレの必要な設置場所や個数は変わってきます。特に2階建て以上をはじめとした広めの住宅では、生活動線が長くなりやすいこともあり、各階に設置するのかなどレイアウトも十分に考慮しましょう。

◆トイレの設置におすすめの位置

★玄関付近

玄関付近のトイレは、外出や帰宅時の動線がスムーズになり、おすすめできるポイント。玄関付近にしておくと、少しリビングから離れた場所だと、音やにおいも遠ざけやすいのがメリット。玄関の真正面に配置してしまうと、来客などで出入りする際の目線が気になりやすいため、玄関に対してトイレのある向きにも十分に注意して配置するのがベスト。

★ランドリールーム・洗面所の近く

ランドリールームや洗面所の近くであれば、水回り関連のスペースを一箇所にまとめられて配管がしやすいうえに、仮に汚れものが出た時などの動線もスムーズ。洗面所のすぐそばにあると、入浴前にトイレを済ませたい時にも便利に使いやすいメリット。

★階段下

階段の場所次第では、その下にトイレを設けるのもおすすめ。階段下はデッドスペースになりやすく、トイレを配置して空間を有効活用する。階段下で、リビングやダイニングから場所が離れていると、プライバシーの保護がしやすく、音やにおい対策にもつながります。


☆トイレのタイプ

◆タンクレストイレ

タンクレストイレ。シンプルですっきりとした見た目が特徴

タンクレストイレは、便座と便器のみで構成された、水を流す配水管に直結しているタイプ。シンプルですっきりとした見た目が特徴的で、スタイリッシュなデザイン性かつコンパクトで掃除もしやすい魅力。本体の価格が比較的高く、また故障時には全体交換などが必要で、修理をはじめとしたコストがかかりやすい。水を溜めて流すタンクがないので、手洗い器は別で設置するスタイルに。


◆タンク一体型トイレ

タンクが便座と一体化しているトイレです

手洗い器が付けられるようなタンクと、便座・便器がすべて一体的に接続したタイプのトイレ。洗浄を含めたいくつもの機能が一つにまとまっているため、全体は少し大きめになりやすいものの、つなぎ目の隙間や溝などがなく掃除も比較的楽にしやすいメリット。タンク一体型トイレであれば、水を溜めて流すタンク付きのため、手洗い器の有無は選ぶことが可能。タンク一体型の場合も、どこか故障があった時には一式で直す必要があり、修理の手間や交換費用が高額になる可能性がある。


◆タンクと温水洗浄便座の組み合わせトイレ

それぞれのパーツが分かれているトイレです

便座・便器・タンクのそれぞれに分かれたパーツを組み立てて使用するユニット型のトイレ。タンクレスやタンク一体型に比べて、本体価格も比較的抑えることができ、リーズナブルに設置しやすいのが利点。故障時にもパーツごとの交換や修理ができ、費用もかかりにくい特徴。各パーツの接続部分による凹凸が多く、掃除に少し手間がかかる点には注意が必要。



◆トイレ周りの設備

トイレ周りの設備は、日常的な快適さに関わる重要なポイント。便座の暖めや排せつ部分を洗える温水洗浄機能など、さまざまな機能に応じて設置に向けた費用や使い方は大きく変わり、手すりや手洗い器といった各種設備は、使用する家族の状況・トイレのタイプ・好みのデザインなどに応じて、何がどう必要なのか検討しましょう。


◆トイレの壁紙・床材

壁紙や床材は、トイレが心地よい雰囲気に仕上がるように、しっかりと考慮しておきたい部分。清潔感を維持する意味でも、汚れが目立ちにくく掃除がしやすいタイプを選んでおくのもおすすめ。消臭などの機能性が高い素材もあるため、必要に応じて検討。壁紙や床材によって、明るい開放感や落ち着いた温かみなど、さまざまな空間演出ができ、こだわりの空間作りができるように、好みのテイストなども考えながら選択していくとよいでしょう。


◆トイレ収納の大きさ・位置

清掃グッズや補充用のペーパーなど、トイレに保管しておきたいアイテムは意外に多くあり、「本や小物などを置きたい」などの場合もあり、必要なアイテムに応じた収納スペースも欠かせません。天井から吊り下げる棚や、手洗い器に併設させるキャビネットなど、さまざまな収納設計が考えられ、設計段階でなくても、あとからラックなどを設置する方法もありますが、収納スペース分の面積も事前に確保しておかなければなりません。どの程度の収納スペースをどう設置するのか、片付けておきたいアイテムなども考慮しつつ、あらかじめ検討しておくのがよいでしょう。


◆トイレの窓の大きさ・位置

トイレの窓の大きさや位置は、採光や換気などの面から考えておきたい部分。窓を設置するのであれば、トイレの様子が外から見えないように、プライバシーを守れる大きさや位置に工夫しておくことも大切。間取りや防犯などを考慮して、あえて窓を設けない方法も。トイレのレイアウトや家の立地なども見ながら、どれくらいの窓をどこに付けるとよいのか、そもそも必要なのか検討してみましょう。


◆トイレの広さ

トイレの広さとして一般的なのは、だいたい1畳前後といわれ、その他の生活空間を広く取るにしても、トイレは少なくとも0.75畳はないと、本体だけでスペースが埋まってしまうため注意が必要。2畳ほどの広さがあれば、車いすなどでも入りやすく、バリアフリーにも効果的。トイレの広さは1畳~2畳を目安に、今後の生活スタイルや収納なども考慮しながら決めていきましょう。

☆注文住宅のトイレで後悔しないためのポイント

◆生活動線を考える

特にトイレの位置は、普段どのような使い方をするのか十分にイメージしながら決めていくのがベスト。外出前や帰宅後・入浴前後・就寝時など、日常的にトイレを使用するタイミングを考慮しながら、その動線上に配置していくのがおすすめ。トイレは音やにおいが気になりやすいデリケートな部分もあり、レイアウトによって居心地のよさが変わってくる一面もあり、快適さにも配慮して間取りを考えておくと、より使いやすいトイレに。


◆掃除のしやすさを考える

トイレは毎日の使用頻度が高く、汚れが溜まりやすい場所でもあり、衛生面を維持する必要性も高く、できるだけきれいに維持できるように、掃除の手間もあらかじめ考慮しておくのがおすすめ。本体の形状や収納の位置など、なるべく掃除の妨げがないように工夫しておくと、常に清潔感のあるスペースとして保ちやすいです。


◆家族構成を考える

トイレの設備などを検討する場合には、誰がどのように使うのか考えながら決めていく必要。高齢のご家族がいるケースでは、手すりや便座のフタの自動開閉など、トイレに入りやすい機能があると便利です。トイレの個数も、家族構成に応じて設置するのがベスト。同居する人数が多いと、通勤や通学の時間帯で混み合って使いづらいなどのパターンも想定され、1個で問題ないのか、もしくは2個以上ないと困るのか、普段の生活スタイルをイメージしながら考慮しましょう。

☆注文住宅のトイレをおしゃれにするコツ

◆統一感を持たせる

最近ではトイレ本体のカラーリングも豊富になっており、一般的なホワイトだけでなく、さまざまなデザインが選べるようになっています。トイレ本体をはじめ、床や壁などの内装は全体でテイストを合わせておくのがベスト。収納・トイレットペーパーホルダー・タオルハンガーなど、細かな部分においても統一感を出しておくと、まとまりのあるスタイリッシュな印象にできておすすめ。


◆余裕のある広さにする

トイレのように密室になりやすい空間では、どうしても閉じこもった圧迫感のある印象になりやすい一面が。スペースにはなるべく余裕があったほうが、窮屈な雰囲気になりづらく、明るく開放的で清潔感のある空間作りもしやすいのでおすすめ。動線を確保する意味でも、トイレ本体や収納などの大きさを考慮しつつ、それぞれ空間にはある程度のゆとりが作れるような広さや配置を検討。


◆間接照明をつける

トイレのような限られたスペースでは、間接照明を使ってアクセントを付けることで、奥行き感が出て広がりのある印象に。注文住宅であれば、壁や天井などに明かりを当てて照らすライトなど、室内の造作による間接照明を設けることも可能。もちろんスタンドライドなどで、あとから間接照明を設置する方法もありますが、設計段階から取り付けるのもおしゃれにできておすすめ。


◆飾り棚をつける

収納とは別に、トイレの中に飾り棚があると、ちょっとしたオブジェなどを置いてこだわりの空間に。写真や絵を飾ったり、アロマのフレグランスディフューザーを使っておしゃれに消臭したりするなど。ちょっとした観葉植物を置きたい場合などにも、飾り棚を活用できると便利なうえに、小物によってセンスのいい雰囲気に演出。


◆扉付きの収納にする

生活感の出やすいトイレでは、収納は扉付きにして中身が見えないようにしておくと、すっきりとした印象にできておすすめ。天井からの吊り棚などで収納する場合には、カーテンでカバーする方法もあり、トイレ内の収納は、できるだけ目隠しができるように工夫しておくと、スタイリッシュな雰囲気に。





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