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【建築関連】「ルーフバルコニー」 ライブバージョン
カテゴリ:建築関連  / 投稿日付:2025/06/14 17:00

ルーフバルコニー   ライブバージョン

☆ルーフバルコニーとは?

「ルーフ」は屋根を意味し、階下の屋根に当たる部分の上に設けられたバルコニーを「ルーフバルコニー」と呼びます。一戸建ての場合、いわゆる屋上のような形で設けられることが多い。マンションでも同じように最上階に設けられることが多く、基本的に共用部分として位置づけられ、いずれも屋根がなく開放感があり、広々としたスペースである点が特徴。

◆バルコニーやべランダとどう違う

ルーフバルコニーと混同されがちなものに、バルコニーやベランダがあり、いずれもマンション・一戸建ての2階以上に設けられる設備ですが、ルーフバルコニーのように屋根の上に配置しません。建物から外に飛び出すような形で設置され、選択物を干したり、ちょっとした園芸を楽しんだりするのに利用。ベランダは屋根があるのに対し、バルコニーは屋根がありません。
いずれも居住者の専用スペースのように思われがちですが、マンション等ではルーフバルコニーと同様に共用部分になり、生活するうえで他住民が入ってくることは基本的にありませんが、勝手にリフォームをおこなうとトラブルにつながる恐れがある点も。

 

名 称特  徴
ルーフバルコニー階下の屋根に当たる部分に設けられたバルコニー
バルコニー建物から外に飛び出すように設けられた、2階以上の階にある屋根のないスペース
ベランダ建物から外に飛び出すように設けられた、2階以上の階にある屋根付きのスペース
テラスマンションの庭付き1階住戸などに見られる、地面より少し高い位置に床の設けられたスペース



☆ルーフバルコニーのメリット

◆日当たりがよい

ルーフバルコニーには屋根がなく、広いスペースがあり、周辺に高い建物がない限り日差しがさえぎられません。日当たりがいいので洗濯物が乾きやすいほか、室内も明るくなります。

◆開放感がある

屋根がなく頭上に空が広がるバルコニーは、とても解放感があり、家にいながら、屋外へ出たかのような雰囲気を味わうことができる。

◆部屋が広く見える

リビングから外を眺めるとルーフバルコニーまでが繋がっているように見えるため、部屋が広く感じられ、リビングとルーフバルコニーの床の色を揃えたり、ルーフバルコニー側の窓が掃き出し窓にするとより一層広く感じさせることができます。

◆外から見えにくい

ルーフバルコニーは広いスペースがあるので、外から部屋までの距離が遠くなり、部屋の様子が外から見えにくいので、セキュリティ面で安心感を得られるのもメリット。

◆多目的に使える

ルーフバルコニーは共用部分ですが、基本的には庭のように使え、テーブルと椅子を出して食事したり、趣味のガーデニングを楽しんだり。子どもと一緒にちょっとしたアウトドア感覚で活用することも可能。洗濯物を干すほか、マンションなどの集合住宅では事前に規約等の確認が必要ですが、布団も余裕をもって干すことができる。


☆ルーフバルコニーのデメリット

◆掃除やメンテナンスが大変

ルーフバルコニーには屋根がありません。天気が悪いと雨水が溜まったり、排水溝が詰まったりすることがあり、雨天時に限らず砂なども飛んできますし、時間と共に汚れていくため、こまめな掃除やメンテナンスが欠かせません。防水性が低下すれば雨漏りなどが起きる可能性も。

◆物件数が少ない

ルーフバルコニーは「階下の屋根の上にある」という特徴から、物件数が少なく、マンションであれば最上階、あるいは複数あっても各階で端の部屋のみということがほとんど。ルーフバルコニー付きの物件は、なかなか見つけにくいかもしれません。

◆使用料が別途かかる場合がある

マンションのルーフバルコニーは共用部分です。そのため、駐輪場や駐車場のように使用料が別途かかるケースもあり、あるいは同じマンションの他住戸と比べ、ルーフバルコニー分だけ家賃が割増しになっていることも考えられる。

☆ルーフバルコニーの活用方法

◆家庭菜園やガーデニングをする

広々としたスペースを活かし、家庭菜園やガーデニングを楽しむことができ、緑に囲まれたルーフバルコニーになれば、そこで過ごすだけで癒しを得られそうです。多量の土を置いたり、水をまいたりすることは禁止されているケースも。ルーフバルコニーには避難用ハッチが設けられていますが、大きなプランターなどでこれを塞いでしまわないよう注意も必要。ルーフバルコニーから大きく外へ枝葉が飛び出たり、階下にツタなどが及んだりすると、思わぬトラブルが起きかねませんので気をつけましょう。

◆子どもやペットと遊ぶ

走り回れるような広さのあるルーフバルコニーなら、子どもやペットと遊ぶことも可能。わざわざ公園やドッグランなどに行かなくても、思い切り身体を動かせ、物を投げたり蹴ったりすることは避けた方が無難。マンションによっては、こうした遊びを禁止しているケースもあり、なぜならボールなどが誤ってルーフバルコニーから外に飛んで行ってしまった際、人に怪我をさせたり物を壊したりという危険があるため。

◆ピクニックやブランチをする

天気のいい日には、食べ物や飲み物をもってルーフバルコニーで食事を楽しむのも、忙しい朝を終えてブランチすれば、ほっと一息できる寛いだ時間を過ごせるはずです。テーブルや椅子を設置しておいても、レジャーシートを広げてピクニック気分を楽しむことも可能。

◆ヨガやストレッチをする

青空の下、思いっきり新鮮な空気を吸い込みながらヨガやストレッチ。自分だけの空間で、集中しながら取り組め、人工芝などを敷けば、自然の中にいるかのような雰囲気を味わえます。

◆洗濯ものを干す

日当たりのいいルーフバルコニーは、洗濯物を干すのに最適。よほど厚手のものでない限り、たとえ寒い時期でも、朝から干しておけば乾いて、干し野菜や自家製ドライフルーツなどを作ることも可能。


☆一戸建てのルーフバルコニーを使用する際の注意点

◆隣の家に配慮する

敷地内にありますので、基本的にはどのように使っても問題はありません。マンションだとNGな子ども用プールの設置、バーベキューを楽しむといったことも可能。隣の家など近隣に迷惑がかからないよう配慮。屋外ですから、大きな声で騒いだり物音を立てたりすれば、うるさく感じられるかもしれません。バーベキューなどで煙やニオイが入ってしまい、不快感を与えてしまうこともあるでしょう。人間関係のトラブルに発展する可能性もあります。

◆雨漏りや水漏れに気を付ける

雨が降ると水が溜まりやすく、この水濡れがルーフバルコニーを劣化させる原因の一つ。劣化すると下の階に水濡れを引き起こす恐れもありますので、定期的にメンテナンスが必要。雨だけでなくプールのように大量の水を使用する場合も、直接そのまま水をルーフバルコニーに捨てるといったことは避けたほうがよいでしょう。排水溝に流せる位置で設置したり、導線を作ったりという工夫が必要。




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