カテゴリ:不動産お役立ち情報 / 投稿日付:2026/08/30 13:34
新築戸建ての販売図面やSUUMOなどを見ていると、「耐震等級3」「住宅性能表示」「断熱等性能等級」「一次エネルギー消費量等級」といった表示を目にすることがあります。
数字が大きいほど良さそうに見えますが、実際には「何を評価した等級なのか」「誰が評価したのか」「設計段階だけなのか、完成後も確認されるのか」まで見ておくことが大切です。この記事では、新築戸建てを比較するときに確認したい住宅性能表示のポイントを分かりやすく解説します。
先に結論|耐震等級3は重要。でも「耐震等級3だけ」で家を決めない
耐震等級3は住宅の耐震性能を比較するうえで分かりやすい指標です。ただし、住宅の安心・快適性は耐震性能だけで決まりません。断熱・省エネ・劣化対策・維持管理・地盤・ハザード・周辺環境などもあわせて確認しましょう。
住宅性能表示制度とは?
住宅性能表示制度は、住宅の性能を共通の基準で評価し、購入者が比較しやすくするための制度です。新築住宅では、構造の安定、劣化の軽減、維持管理、温熱環境・エネルギー消費量など、複数の分野について性能を評価できます。
耐震等級1・2・3の違い
| 等級 | 考え方 |
|---|---|
| 耐震等級1 | 建築基準法で求められる耐震性能を満たす水準 |
| 耐震等級2 | 等級1より高い耐震性能を確保した水準 |
| 耐震等級3 | 住宅性能表示制度上、耐震性能の最上位等級 |
ただし、耐震等級3だから絶対に地震被害を受けないという意味ではありません。地震の規模、地盤、建物の状態、周辺環境などによって被害の状況は変わります。
「耐震等級3」と「耐震等級3相当」は同じ?
ここは購入時に特に確認したいポイントです。
「耐震等級3」と表示されていても、住宅性能評価を取得しているものと、事業者が構造計算等をもとに同等性能と説明しているものでは確認方法が異なります。
販売資料に「耐震等級3相当」とある場合は、第三者機関による住宅性能評価を取得しているのか、それとも事業者独自の表現なのかを確認しましょう。
購入時に聞いておきたいこと
- 住宅性能評価書はありますか?
- 耐震等級はいくつですか?
- 設計住宅性能評価だけですか?
- 建設住宅性能評価も取得予定ですか?
- 「等級3相当」の場合、どのような根拠で表記していますか?
設計住宅性能評価と建設住宅性能評価の違い
設計住宅性能評価
設計図書の段階で、住宅がどの程度の性能を持つ設計になっているかを評価するものです。
建設住宅性能評価
設計だけでなく、実際の施工段階や完成した住宅について検査を行い、評価するものです。
販売図面に「住宅性能表示取得」と書いてある場合でも、どの評価を取得済みなのか、取得予定なのかまで確認すると理解しやすくなります。
耐震等級だけ見ればいいわけではない
断熱等性能等級
住宅の断熱性能を示す指標です。外気温の影響を受けにくさや冷暖房効率、室内の快適性に関係します。
一次エネルギー消費量等級
冷暖房、給湯、照明など住宅で使用するエネルギーの効率を評価する項目です。
劣化対策等級
柱や梁など住宅の構造躯体を長く使用するための対策がどの程度講じられているかを見る項目です。
維持管理対策等級
給排水管などの点検・補修・交換をしやすくするための対策を評価する項目です。
「耐震」と「制震」は何が違う?
耐震は建物そのものを強くして地震の揺れに耐える考え方です。一方、制震は制震ダンパーなどを使って地震の揺れを吸収・低減する考え方です。
「耐震等級3+制震」のように両方を採用している住宅もありますが、制震装置が付いているから耐震等級の確認が不要になるわけではありません。
長期優良住宅・ZEH水準とはどう違う?
長期優良住宅は、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅について認定を受ける制度です。
ZEH水準は、省エネ性能を考えるときに使われる基準の一つです。耐震等級と同じものではないため、耐震・断熱・省エネ・維持管理を複数の角度から確認すると考えると分かりやすいでしょう。
販売図面で「住宅性能表示」と書かれていたら何を見る?
- どの性能評価を取得しているか
- 設計評価・建設評価のどちらか、または両方か
- 耐震等級はいくつか
- 断熱等性能等級・一次エネルギー消費量等級はどうか
- 長期優良住宅など別の認定があるか
- 取得済みなのか取得予定なのか
高森・全6棟も「間取り+住宅性能」の両方で比較
現在ライブバージョンでは、伊勢原市高森・愛甲石田駅徒歩15分・全6棟の新規開発分譲地を会員限定でご紹介しています。
6棟それぞれ、18.8帖LDKの3LDK、洋風和室付き4LDK、WIC付き、納戸付き、ゆとりあるバルコニー付きなど間取りの特徴が異なります。
こうした複数棟現場を見るときは、間取りや号棟位置だけでなく、各物件の住宅性能評価・耐震・断熱・省エネ性能の資料もあわせて比較するのがおすすめです。
伊勢原市高森・全6棟を比較してみませんか?
「何号棟が合う?」「耐震等級や住宅性能も確認したい」「間取りだけでなく性能も比べたい」という方は、物件資料を見ながら一緒に比較できます。
高森・全6棟を見る メールで相談 LINEで相談高森エリアについては、伊勢原市高森の新築戸建てを探す記事、会員限定物件については伊勢原市の会員限定物件の記事もあわせてご覧ください。
住宅性能が高ければ立地は気にしなくていい?
いいえ。建物性能と土地・周辺環境は別の問題です。耐震等級が高い住宅でも、地盤、周辺の高低差、洪水・土砂災害などのハザード情報は別に確認する必要があります。
伊勢原市で物件を検討している方は、伊勢原市のハザードマップ解説もあわせてご覧ください。
号棟選びでは「性能」と「暮らしやすさ」を両方見る
複数棟の分譲住宅では、角地、道路、日当たり、駐車場、間取りなども号棟選びの重要なポイントです。建物性能だけを比較するのでも、間取り・立地だけを比較するのでも不十分です。
新築分譲住宅の号棟はどう選ぶ?角地・道路・日当たり・駐車場を比較するポイントもあわせて読むと、複数棟現場の比較がより分かりやすくなります。
まとめ|耐震等級3は「比較材料の一つ」として見る
耐震等級3は、住宅の耐震性能を比較するときに非常に分かりやすい指標です。
ただし、新築戸建てを選ぶときは、耐震等級だけでなく、設計住宅性能評価・建設住宅性能評価、断熱等性能等級、一次エネルギー消費量等級、劣化対策、維持管理、地盤、ハザード、立地まで含めて確認することが大切です。
そして「耐震等級3」という文字を見たら、評価書を取得しているのか、取得予定なのか、「相当」なのかまで一歩踏み込んで確認してみてください。
物件資料の「住宅性能」、一緒に確認します
「耐震等級3って本当に取得してる?」「性能評価書のどこを見ればいい?」「候補の2物件を性能まで比較したい」など、お気軽にご相談ください。
メールで相談 LINEで相談新築戸建て選びに役立つ関連記事
※住宅性能評価、耐震等級、断熱等性能等級、一次エネルギー消費量等級、各種認定・取得予定の内容は物件ごとに異なります。購入検討時には各物件の最新資料・評価書等をご確認ください。





