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【不動産お役立ち情報】「住宅ローンの融資実行日とは?」ライブバージョン
カテゴリ:不動産お役立ち情報  / 投稿日付:2025/04/19 16:00

住宅ローンの融資実行日?流れと準備・注意点  ライブバージョン

☆住宅ローンの融資実行日とは

住宅ローンの融資実行日とは、金融機関から住宅ローンの貸付金が実際に振り込まれる日のこと。融資実行日に、金融機関から売主や建築会社などの指定口座へ資金が送金され、正式にローンの借り入れが開始され、融資実行日までに、必要書類の提出や登記手続きの準備をしなければならないため、事前にスケジュールを確認してスムーズに手続きをしましょう。


◆融資実行日は物件の引き渡し日が多い

住宅ローンの融資実行日は、物件の引き渡し日に設定されることが一般的。売主への支払いが完了しなければ物件の所有権移転ができません。そのため、融資実行と引き渡しを同じ日に設定することでスムーズな取引が可能になり、融資実行日に、金融機関から売主の口座へ住宅ローンの資金が振り込まれ、司法書士が登記手続きをおこなうと正式に物件が買主のものとなる。

◆注文住宅は建物竣工日に融資実行される

注文住宅の場合、住宅ローンの融資実行日は建物竣工日に設定され、物件が完成し、引き渡しのタイミングで正式に資金が必要になるから。

注文住宅では土地の購入時や工事の進捗に応じて3~4回に分割して費用を支払うことが一般的。

住宅ローンの融資実行日の前に資金が必要になるケースがあるため、費用が支払えない際は「つなぎ融資」を利用する必要があり、つなぎ融資は住宅ローンと比較して金利が高く手数料がかかるため、利用をするべきか慎重に検討。


☆住宅ローンの融資実行日までの流れ


◆注文住宅を購入した場合の流れ

注文住宅を購入した場合は、以下の順番で進めます。

  • 1,予算を決める
  • 2,住みたい土地を決める
  • 3,土地を購入する
  • 4,施工会社を決める
  • 5,家のデザインを決める
  • 6,住宅ローンの事前審査を受ける
  • 7,工事請負契約の締結をする
  • 8,住宅ローン・団体信用生命保険の申し込みをする
  • 9,住宅ローンの本審査を受ける
  • 10,つなぎ融資を受ける
  • 11,融資実行・物件の引き渡し

注文住宅は、自分で土地とデザインを決める必要があるため、すでに建物が完成している建売住宅と比較して時間がかかるケースが多い。当初の予定よりも初期費用が高額になる可能性もあるため、融資実行日までに支払う費用を確認しましょう。


☆住宅ローンの融資実行日までに準備しておくこと

◆必要な書類を揃えておく

住宅ローンの融資実行日までに、下記の書類を揃えておきましょう。

  • ・住民票の写し
  • ・顔写真付きの本人確認書類
  • ・登記識別情報
  • ・実印
  • ・印鑑登録証明書(2通)
  • ・銀行の通帳

登記識別情報とは、不動産の名義変更をした際に登記所から通知される書類のこと。不動産を管轄する法務局の窓口やオンラインで受け取ることができ、実印を紛失した際は改印手続きが必要になるため、早めに準備に取りかかりましょう。追加で委任状が必要ですが、司法書士が用意してくれるので問題ありません。

◆司法書士に登記手続きを依頼する

融資実行日は、金融機関は融資の担保として所有権移転登記と同時に、抵当権設定登記をします。
登記手続きは専門知識が必要なため、司法書士に登記手続きをしてもらうように依頼します。司法書士のスケジュールによっては自分の予定と合わず、融資実行日が遅れる可能性もあるため、早めに相談しておくことが大切。


☆住宅ローンの融資実行日は何をする?

1.金融機関で本人確認と書類の確認をする

融資実行のために、金融機関で本人確認と書類の確認。指定の場所に出向き、買主の本人確認書類を提示し、金銭消費貸借契約書や抵当権設定に関する書類の内容を再確認。返済期限や利息の有無、返済方法などが記載されているため、見落としがないように慎重にチェック。

2.融資が実行される

本人確認と書類に不備がなければ、金融機関が融資金を契約者の口座へ振り込みます。融資金は、一度契約者の口座に振り込まれてから、売主や不動産会社、ハウスメーカーなどの指定口座へ送金。融資実行はネット銀行であっても数分~数十分かかる場合があり、手続きが混雑している際は1時間以上かかるケースもあるため注意。

3.登記手続きをする

送金が完了すると登記手続きが進められ、司法書士が法務局に足を運び、所有権移転登記と抵当権設定登記を進めます。手続きが完了するまで30分〜1時間程度の時間がかかるため、そのあとに予定がある場合は余裕を持ちましょう。

4.物件の鍵と書類の引き渡しがされる

登記手続きが終わると、物件の鍵や関連書類などが渡され、建築確認済証や設計図、保証書などの重要書類を受け取るため、紛失しないようにファイルや書類ケースなどを持っていくと安心。すべての手続きが完了すると、いよいよ新生活がスタート。

☆住宅ローンの融資実行日までの注意点


◆融資実行日を早めることはできない

注文住宅の場合、融資実行日の前に資金が必要になるケースがあるため、早めに融資を受けたい方も多いでしょうが、住宅ローンの融資実行日は、金融機関や売買契約のスケジュールに基づいて決められ、融資実行日を早めることはできません。資金が支払えない場合は、つなぎ融資を検討することをおすすめ。

◆融資実行日の直前の転職は避ける

住宅ローンの融資実行日が近づいているタイミングでの転職は避けましょう。融資実行前に勤務先や収入の状況を最終確認することがあるからです。転職によって収入が不安定と判断されると、条件が変更される可能性があり、試用期間中や転職直後は勤続年数が短く、審査基準を満たさなくなるケースがあるため、もし転職の予定がある場合は、融資実行後にしましょう。

◆信用情報に傷がつく行動はしない

住宅ローンの融資実行日までに、信用情報に傷がつくような行動は避けましょう。融資実行前に再審査をした際、信用情報に問題があると融資が停止される恐れがあり、クレジットカードやローンの延滞、新規の借り入れなどが信用情報に影響を与える行為に該当。融資が実行されるまでは、いつも以上に慎重な金銭管理を心がけましょう。



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