カテゴリ:不動産お役立ち情報 / 投稿日付:2025/04/08 18:00
注文住宅の外観デザインの種類 ライブバージョン
注文住宅の外観を決める際、どのようなデザインの種類があるのかを把握しておくと、全体のテイストをどのようにしたいのかイメージしやすくなります。
◇モダン
モダンデザインは、直線的なラインで洗練された印象を持つスタイル。モダンデザインのなかでも、代表的な3つ。
★シンプル

シンプルモダンは、直線的なラインを使い装飾をできる限りなくしたシンプルな形状の外観デザイン。モノトーンが主流で、白や黒、グレーなどが多く使われ、複雑な形状ではないため、メンテナンスがしやすいのが魅力的。シンプルなデザインは飽きがこず、周囲とも調和しやすいバランスの取れた印象です。
★ナチュラル

ナチュラルモダンはシンプルモダンの要素を持ちながら、木目調やレンガ調の自然を感じさせる素材を取り入れた温かみのあるスタイルで、ベージュやブラウンなどが使われ、落ち着いた印象。周囲の自然と調和しやすいデザインのため、植栽との相性が抜群。
★和モダン

和モダンは日本の伝統的な建築の要素と、現代的なデザインを融合させたスタイル。ベージュやブラウンのほか、グレーやネイビーの落ち着いた色合いが好まれ、瓦や木材など日本の伝統的な素材を使いつつ、直線的でモダンなデザインにアレンジされており、周囲の景観に溶け込みながらも独自の存在感を放つ住宅デザイン。
◇和風

和風デザインは、日本の伝統的な建築様式をもとにしたスタイル。木材や竹、和瓦の自然素材を多く使用し、落ち着きと温かみのある雰囲気を演出しています。
切妻屋根や寄棟屋根が一般的です。玄関引戸や縁側など、和の要素が取り入れられていることも特徴でしょう。
◇北欧風

北欧風デザインは、シンプルで直線的なデザインと切妻屋根が大きな特徴。白やアイボリー、淡いグリーン、ブルーのアースカラーが好まれ、明るくさわやかな印象。木材も使われるので、ナチュラルな雰囲気があり、シンプルですが温かみがあり、自然にも溶け込むデザイン。
◇アメリカン

アメリカンデザインは、カジュアルな雰囲気が特徴のスタイル。切妻屋根やラップサイディング(板を重ねて仕上げた外壁材)が一般的で、白やブルーの明るい色を基調としたカリフォルニアスタイルが人気。無機質な外壁と木目やレンガなどを合わせたインダストリアルな雰囲気のブルックリンスタイルも。
◇プロバンス

フランス南部のプロバンス地方に見られ、南欧スタイルとも言われ、ホワイトやアイボリー、ベージュなどの色が使われ、明るく温かみのある外観が特徴。
アーチ型の窓やバルコニーが一般的で、やわらかい雰囲気を演出し、外壁には塗り壁が使われ、一部にレンガや石材を使用することも多く、ナチュラルな印象も。
◇アジアンリゾート

アジアンリゾートデザインは、アジアのリゾート地の雰囲気を取り入れたスタイル。自然を感じさせるアースカラーや明るめのトーンが好まれ、木材や石材の自然素材も多く使われ、広いテラスやバルコニーが設けられており、開放的な雰囲気がありながらも立体的で重厚な印象を持ち、存在感のあるデザイン。
注文住宅の外観を決めるうえでのポイント・注意点
□ハウスメーカーを慎重に選定する
ハウスメーカーの選定は、外観デザインに大きく影響。住宅展示場やモデルハウスの見学を通じて、各社の特徴や得意なスタイルを把握し、デザインの自由度やアフターサービスの内容も比較しておき、思い描く外観を実現できるかを相談しておくこともポイント。
□コンセプトを明確にする
外観の色や素材を決める前に、コンセプトを明確にしておき、家全体のメインコンセプトが決まれば、一貫性のある外観デザインが実現。コンセプトが明確になれば、色や素材が決めやすいほか、ほかの要素を加えてアレンジをしても、ちぐはぐしづらくなり、窓や玄関ドアのデザインもまとめやすいので、外観コンセプトを最初に決めましょう。
□統一感や全体のバランスを重視する
外観の美しさは、色や素材の統一感や全体のバランスで決まり、窓の位置やサイズをそろえたり、外壁と屋根のデザインを調和させたりすると、バランスがよくなりやすいです。
色使いが多すぎると雑多な印象を与えてしまい、3色までに抑えて色の系統を合わせておくと、統一感のある外観になりでしょう。
□防犯性・耐候性・メンテナンス性も考慮する
デザインだけでなく、防犯性や耐候性、メンテナンス性も考慮し、窓の配置や大きさによっては外から確認しやすくなり、防犯面の不安が高まり、長期的に美観を維持するためには、耐候性の高い素材を外観に使用するほうがよいでしょう。今後の維持費も含めて、総合的に考慮したうえで外観を決めましょう。
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