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【不動産お役立ち情報】「注文住宅の外観の決め方」ライブバージョン
カテゴリ:不動産お役立ち情報  / 投稿日付:2025/04/07 18:00

注文住宅の外観の決め方  ライブバージョン

☆全体のテイスト

全体のテイストを明確にすることで、外観に統一感が生まれ、シンプルモダンや北欧風などのスタイルが挙げられ、それぞれで住まいの印象が大きく異なります。

テイストが決まっていなければ全体のバランスが悪くなり、まとまりのない外観になりがち。SNSやハウスメーカーのWebサイトで気に入ったデザインがあれば保存しておき、ハウスメーカーのプランナーへ相談するとよいでしょう。


☆色のバランス

全体のテイストが明確になったら、色のバランスを決めましょう。

外観の色は3色まででまとめると、統一感やバランスを取りやすくなり、色を増やしすぎると、全体の一体感が損なわれるので注意。

メインとなるベースカラーを明確にし、配色の主役となるメインカラーを決め、3色でまとめる場合は、メインを引き立てる色としてアクセントカラーを選ぶとよいでしょう。

外壁サンプルは小さいため、実際の仕上がりをイメージしづらいデメリットがあり、可能な限りハウスメーカーのモデルハウスや完成見学会で仕上がりを確認しておいたほうがよいでしょう。


☆窓の配置・形状

窓の配置も外観の印象を大きく左右し、窓のラインをそろえると、モダンでスタイリッシュな印象に。

異なる高さの窓を配置すると動きのあるデザインで個性を表現しやすいですが、雑多な印象を与えかねないのでうまくまとめるのが難しい。

窓の形状もデザインに影響し、縦長のスリット窓やFIX窓を使用すると、シンプルでスタイリッシュな印象。機能性も重視する場合は、正面にシンプルな形状の窓を採用し、他の見えにくい面に引違い窓や掃き出し窓を配置するような間取りにすれば、外観がおしゃれに。


☆外壁の素材

外壁は、素材によって質感や色の印象が変わり、耐久性もそれぞれ異なるため、バランスを考えて選ばなければなりません。

外壁に使われる5つの代表的な素材を参考に。

★ガルバリウム

近年人気があるガルバリウム鋼板の外壁。都会的でモダンな印象

ガルバリウムは、アルミニウムと亜鉛の合金でメッキされた鋼板で、耐久性に優れた外壁。スタイリッシュな外観のため、モダンなデザインが好みの場合は選択肢の1つ。


★サイディング

色や柄も豊富なので洋風の家にも和風の家にも。

サイディングは外壁を仕上げるための板材で、主にセメント質や繊維質の原料を混ぜて作られて、窯業系サイディングが一般的で、デザインや色のバリエーションが豊富なため、さまざまなテイストに。


★モルタル

継ぎ目がないため、美しい仕上がりに

モルタルは、セメントや砂、水を混ぜて作られる素材で、自由なデザインが可能。ひび割れや雨だれに注意しなければなりませんが、耐火性に優れており意匠性が高いことが特徴。シンプルなスタイルの住宅にマッチ。


★タイル

タイルの壁は、重厚感や高級感を与えてくれるためワンランクアップな外観

タイルは粘土や石を高温で焼き固めた素材で、耐久性が高く汚れにくいことが特徴。高級感がありデザイン性も豊かですが、施工に手間がかかりコストが高い傾向。重厚な雰囲気の外観にしたい方におすすめ。


★ALC

自然由来の素材で作られているため、環境に優しいエコ素材として注目

ALCは軽量気泡コンクリートで作られた外壁材で、断熱性や耐久性が高く、メンテナンス次第では長期間使用でき、遮音性も高く高性能ですが、価格が高めなのがデメリット。シンプルなデザインが多いので、スタイリッシュで落ち着いた雰囲気を求める方におすすめ。

☆建物の形

建物の形は、住宅の外観全体に大きな影響を与え、間取りとの兼ね合いもありますが、建物の形は全体のテイストに合わせて考えるべきです。

★総2階建て

総2階建ては1階と2階の外壁面積がほぼ同じで、外周がそろったシンプルな形状の住宅。シンプルなため、モダンでスタイリッシュな印象が作りやすい。


★3階建て

3階建ての住宅は限られた敷地面積を有効活用でき、都市部に多く見られ、スリムで高さのある外観は単調になりやすいですが、窓の配置や配色にこだわることで個性を演出。


★「L字型」や「コの字型」など角の多い家

角の多い住宅は外観に奥行き感が出て重厚な印象になり、個性を持たせやすいのが特徴です。配色を工夫すると、より個性を演出できる。


★オーバーハング

オーバーハングは、下階よりも上階が張り出した形状の住宅。2階のバルコニーや部屋が張り出した住宅などが挙げられ、張り出した部分とほかの部分の外壁を色や素材で貼り分けると、個性的な印象に。


☆屋根の形

屋根の形も外観の印象を左右するため、全体のテイストや建物の形に合わせて選ぶべきです。


★切妻(きりづま)屋根

三角形のシンプルな形状のため、比較的メンテナンスしやすいのが特徴

切妻屋根は両側が三角形に傾斜しているデザインで、一般的な形状。シンプルなため、全体のシルエットや外壁、色などを工夫しなければ安っぽく見えてしまうこともあり、北欧風のような、やわらかい雰囲気の住宅にマッチ。


★方形(ほうぎょう)屋根

全方位の外壁を保護し、劣化を防ぎやすい屋根

方形屋根は4つの面が中央に向かって傾斜しているデザインで、ピラミッドのような形。シンプルでどの角度から見てもバランスがよく、視覚的に安定感を与え、重厚感もあり、和モダンや和風建築によく合う形状。


★片流れ(かたながれ)屋根

構造がシンプルなため、施工が比較的スムーズ

片流れ屋根は一方向にのみ傾斜があり、アシンメトリーなデザインが特徴的。直線的でシンプルなラインが強調されるため、モダンな印象を与えます。総2階建ての家と相性がよく、スタイリッシュに仕上げられるでしょう。


★寄棟(よせむね)屋根

傾斜面が切妻屋根よりも短いのが特徴

寄棟屋根は中央に棟があり、四方に傾斜がある屋根。日本の伝統的な建築に多く見られ、どっしりと安定感のある外観が特徴。重厚な印象を与え、和風洋風問わずさまざまなスタイルに適応。


☆外構

外構は住宅の周囲を取り囲む部分のため、外観全体の印象を大きく左右。シンボルツリー(庭木)をはじめ植栽を取り入れると外観に自然な美しさが加えられるほか、アクセントとしても映えるでしょう。季節感や色彩も楽しめ、外観全体をやわらかい印象にでき、住宅をフェンスや塀で囲うと、堅牢で重厚感のある印象に仕上がり、開放的な雰囲気の外観になります。

外構は後回しになりがちですが、住宅のテイストや形状を決める際に併せてデザインするとよいでしょう。


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