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【不動産お役立ち情報】「角地とは?メリット・デメリット」 ライブバージョン
カテゴリ:不動産お役立ち情報  / 投稿日付:2025/02/25 14:37

角地とは?メリット・デメリット注意点! ライブバージョン

角地にある不動産には、どういったメリットやデメリットがあるのか。「見通しがよい」「風通しがよい」などはイメージできるかもしれません。実はそれ以外に、法的なメリットもあります。

また、角地は条件がよい反面、コスト面で負担になりやすいのがデメリット。角地を選んで後悔しないために、角地のメリット・デメリット、注意点を詳しく説明。

★角地とは

角地とは、十字路や交差点などの角にあり、正面と側面の2面が道路に接している土地のこと。なお、交差点や丁字路でない曲がり角は準角地といい、接道部分が敷地周長の1/3以上であり、内角度が120度未満である土地は、角地のように見えますが、角地ではありません。

★角地の方向別の特徴

南東

南東側に道路がある角地は、東からの朝日と日中は南からの明るさを得られ、1日をとおして日当たりがいいためもっとも人気があり、売買時の価格査定でも、高く評価される傾向があるのが特徴。


南西

南西側に道路がある角地は、南東に次いで人気が高く、午後から夕方にかけて日差しが充実するのが特徴。ただし、夏場は西日が強く暑くなりすぎたり、東側に建物がある場合、午前中は十分に日差しを取り込むことができない可能性があります。


北東

北東側は、朝の日差しが入り、日中は採光が難しいでしょう。一方南側は、隣地建物に遮られ、それほど日の光は差しません。南側に建物の影響がなく土地に余裕があれば少し南側に庭を設けると、ほどよく日当たりがあり、開放的な空間を演出できます。


北西
 

日当たりの面では他の角地と比較して難がありますが、その分比較的安価に購入できる可能性があり、角地のメリットも得られるため、経済的なメリットを考慮すれば十分に選択肢の一つとなります。

★角地に家を建てるメリット

開放的で日当たりがよい

角地の土地は、開放的で日当たりに期待でき、さらに二方向が道路に面しているため風が抜け、通気性が高いというメリットも。

設計の自由度が高い

建物の配置、玄関・駐車場の場所を決める時に設計の自由が利くのもメリットの一つ。間取りを検討する際には、リビングやダイニング、天窓などの開口部レイアウトをシミュレーションしながら採光具合を確認できます。

資産価値が高い

資産価値が高いこともメリット。角地は、希少価値が高く人気が高い分、値崩れしにくいのが特徴。一般的な相場よりも、高めの価格での売却が期待でき、また、賃貸は借り手が見つかりやすいでしょう。

また、後述しますが角地は、建ぺい率が緩和される可能性もあり、二方向で道路に接しているために、片方が私道で、もう一方が公道や、二方向とも私道であっても、私道の所有者が異なっているケースが多く見られます。そのため、売却時に通行掘削許可の取得をおこないやすいのがメリット。これにより、銀行の融資評価額が上がり、資産価値が高くなる一因です。

建ぺい率が高い

「建ぺい率」とは敷地の大きさに対して、どのくらいまでの面積の建物を建てることができるかの割合のこと。角地の場合は緩和措置があり、10%が上乗せされます。ただし、容積率は変わらないので、建てられる建物の延床面積は変わらないことには注意。

★角地に家を建てるデメリット

土地代が比較的高い

土地代が比較的高いことが角地のデメリット。角地は建ぺい率や接面道路の条件で売買がしやすいのが特徴。経済性が高く、また日当たりや風通しがよく設計がしやすいことなどから人気があり、取得するための土地代が高くなります。


外構工事によりコストが増える

角地は二方向の道路に面しており、塀や生垣、側溝など外構工事の量が増えるケースも。そのため建築時のコスト増の要因に。


人目に付きやすくプライバシー保護の工夫が必要になる

旗竿地の奥や、横並びの家の一戸建てと比べて、角地は人目に付きやすいです。大きな窓を角地側に設置した場合などは、通行人から見えやすくなるために、視線を遮る設計や窓の位置を検討するなどの工夫が必要。また、人通りや車の往来が多い通りは、泥棒に侵入されやすく逃げやすい可能性も。防犯対策として、センサーライトや防犯カメラを設置したり、敷地内が見通せるタイプのフェンスや柵でしっかりと防ぎつつ、プライバシーに配慮しながら死角をつくらないようにしておくことが大切。


日当たり・騒音対策が必要になる

角地は日当たりがよいのがメリットですが、日当たりがよすぎて暑くなりすぎる可能性があり,特に西向きの角地で対面側に高い建物がない場合、窓面の位置や生垣の設置、断熱性能の高い壁素材、遮熱や二重サッシの窓にすることが必要になるかもしれないです。また、角地は交差点であることが多く、場所によっては交通量が多いので騒音対策が必要となることがあります。


建物の高さに制限がある

建物を建築する時に、土地が存在するエリアごとに用途や高さに規制がかかっており、角地の場合、「道路斜線制限」が二方向の道路によって影響を受けるために建築できる高さが限られている可能性があります。
土地の条件や周辺環境、自治体によっては、制限が緩和されている場合もあるので、角地を購入する前に、不動産会社に確認を。


固定資産税が比較的高い

多くの場合固定資産税は前面道路の路線価をもとに計算されます。角地以外の土地の場合、評価額は「路線価✕奥行価格補正率✕面積」で求められ、一方で角地は、正面路線価と側方路線価に側方路線影響加算率をかけたものを足して計算することになり、固定資産税が比較的高くなるでしょう。



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