カテゴリ:不動産お役立ち情報 / 投稿日付:2024/08/08 10:00
ZEH・LCCM住宅の推進に向けた取組
我が国では、エネルギー基本計画(令和3年10月閣議決定)において、「2030年度以降新築される住宅について、ZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保を目指す」とともに、「2030年において新築戸建て住宅の6割に太陽光発電設備が設置されることを目指す」とする政策目標を設定しており、地球温暖化対策計画(令和3年10月閣議決定)においても同様に政策目標を設定しています。
2050年カーボンニュートラル実現に向けて、経済産業省・国土交通省・環境省は連携して、住宅の省エネ・省CO₂化に取り組んでいきます。
ZEH・LCCM住宅の概要
ZEHとは
ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。
LCCM住宅とは
LCCM(エルシーシーエム)(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)住宅とは、建設時、運用時、廃棄時において出来るだけ省CO₂に取り組み、さらに太陽光発電などを利用した再生可能エネルギーの創出により、住宅建設時のCO₂排出量も含めライフサイクルを通じてのCO₂の収支をマイナスにする住宅です。
参考:(建築物省エネ法特設ページ/国土交通省)
ZEH ・LCCM住宅の制度・支援・周知による推進
制度
■省エネ基準の段階的な引き上げ:遅くとも2030年度までに省エネ基準をZEH基準の水準へ引き上げ
■省エネ性能表示制度:住宅・建築物を販売・賃貸する事業者に対してZEH等への適否も掲載可能な省エネ性能ラベルの表示を努力義務化(詳細はこちら)
■ZEHビルダー/プランナー制度:ZEHの自立的普及拡大を図るため、要件を満たしたハウスメーカー・工務店等を登録
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